最近の活動についてお知らせいたします。
【グラフェネック音楽祭・<INK STILL WET>workshop part 1に参加】
3/13-3/14の2日間にわたり、グラフェネック音楽祭・<INK STILL WET>workshop part 1(※)に参加しました。6カ国の作曲家によるオンライン・ワークショップを通して、現代音楽の分野で活動する作曲家の方々や、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の方々と、実りある時間を共有することが出来ました。
新作のオーケストラ曲の仕上げや指揮法の勉強など、これからやるべきことは山積みですが、丁寧に取り組んでゆきたいと思います。
※2021年8月、グラフェネック音楽祭(※)の一環である、作曲と指揮のためのワークショップ<INK STILL WET>にて、新作のオーケストラ曲を初演いたします。芸術監督はルドルフ・ブッフビンダー氏、コンポーザーインレジデンスは細川俊夫氏。演奏は、2015年より佐渡裕氏が音楽監督を務めるウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団。当日は、神山自身が自作の指揮をいたします。
【スタインウェイ&サンズ東京様のショールーム訪問】
ピアニスト片山柊さん・作家のふるたみゆきさんとともに、スタインウェイ&サンズ東京様のショールームに伺いました。暖かい陽射しに包まれた青山のショールームには、ここでしか見ることの出来ない特別なモデルが揃っていました。
最新のテクノロジーを備えた自動演奏ピアノ<SPIRIO r >は、ベロシティがなんとMIDIの10倍ほどあります。楽器で収録し、楽器で反映するという、楽器と演奏家の存在意義が変わってゆく未来を想像させるような興味深いピアノでした。
【音楽小説の劇中曲「夢の浮橋変奏曲」レコーディング】
音楽小説『旅するピアニストとフェルマータの大冒険』(作・ふるたみゆきさん)の劇中曲について、メインとなる変奏曲が仕上がりましたので、メディア展開用のレコーディングに臨みました。
ピアニスト片山柊さんと打ち合わせを重ねながら曲を創り上げてゆくプロセスは、とても意義深いものでした。レコーディング当日の模様は、楽曲紹介冊子(2021年夏に発行予定)に掲載されます。
2021年7月29日(木)の初演(片山柊 ピアノリサイタル in 京都 青山音楽記念館 バロックザール)が楽しみです。